ワイヤーヘアード・ポインティング・グリフォン
Wirehaired Pointing Griffon
| 原産国: | フランス |
| 体の大きさ: | 大型犬 |
| 体高: | 56~61cm |
| 体重: | 23~27kg |
| 耳のかたち: | - |
| 尻尾のかたち: | - |
| 平均寿命: | 12~14歳 |
簡単な歴史・解説
偶発的な発達過程で、詳細が曖昧なままとなっている犬種が多いなか、ワイヤーヘアード・ポインティング・グリフォンはそのほとんどが意図的に、仕組まれたとおりに発達し、その経緯は文書によって詳細に記録されています。まず、1800年代半ばにセッターとポインターが掛け合わされてシェルビル・グリフォンが作り出されたことから、この犬種の歴史が始まります。この犬種の発達と改良に大きく貢献したのが、オランダのエドワード・コーハルスでした。彼のグリフォンへの影響は絶大で、現在でもグリフォンは、世界各国でコーハルス・グリフォンとして知られているほどです。彼は1874年に、グリフォンをスパニエル、ウォーター・スパニエル、ドイツ産のポインターとセッター、さらにフランス産のポインターとセッター20頭と掛け合わせて、最終的にワイヤーヘアード・ポインティング・グリフォンを作り出しました。コーハルスはこの犬種を連れてフランスを何度も訪れていますが、行く先々で彼が作り出した犬たちは人気を集めることになります。そこがフィールド競技の場であろうと、ドッグショーの場であろうと、ビジネス会議の場であろうと、彼の連れている犬たちはたちまちそこに居合わせた人々の注目の的となりました。こうしてフランスに豊富な人脈を築いていったおかげで、ワイヤーヘアード・ポインティング・グリフォンはフランスに受け入れられ、嗅覚の優れた狩猟犬として高い評価を得ることになります。フランスに本拠地を得た形となったこの犬種は、もともとはオランダにそのルーツがあったにもかかわらず、人々はフランスから誕生したと主張してゆずらなくなりました。その後、1887年にはスタンダードがフランスで確固たるものとなり、文書として出版されるまでになりました。最初にドッグショーに登場したのは1888年、イギリスでのことでしたが、当時、被毛の多い犬はロシアなどの寒い地域出身だと思われていたため、ロシアン・セッターやロシアン・レトリーバーとして認識されていました。アメリカでも、1887年にロシアン・セッターとして登録されます。ワイヤーヘアード・ポインティング・グリフォンの人気は徐々に上昇していきましたが、第二次世界大戦によってその人気は下降していきます。戦後は、歩いてゆっくりと狩りをする猟師にぴったりの猟犬として注目されますが、フィールド競技が盛んに行われるようになると、走りの速い、瞬発力のある猟犬がもてはやされるようになり、この犬種の需要はどんどんなくなっていきました。現在は、数こそ少なくなりましたが、ポインターやレトリーバーとして優れた能力を持っているだけでなく、忠実な伴侶犬として一部の愛好家から支持を得ており、その魅力を理解している人たちからは「最上のガンドッグ」と呼ばれているほどです。
特徴
ワイヤーヘアード・ポインティング・グリフォンは、どんな環境にも適応でき、レトリーバーとしてもポインターとしても優れた能力を発揮する、丈夫で優秀な狩猟犬です。体高より体長がやや長く、適度に筋肉がついてがっしりした体型をしています。また、猫のようにしなやかな無駄のない足取りで、なめらかに進みます。適度な長さの被毛は針金のように硬くまっすぐな上毛と、細く綿毛のように柔らかい下毛の二層構造になっており、沼地の多い地域で発達したことを受けて、水や寒さから体を守る役割を果たしています。また、顔には豊かな飾り毛があり、この犬の愛嬌のある友好的な性格をより一層強調しています。
性格
ブル・テリアの性質を引き継いで、ミニチュア・ブル・テリアもどこかおどけたしぐさで人々を和ませ、遊びといたずらが大好きな活発な犬種です。小型サイズではありますが、ひざに乗せてかわいがるような愛玩犬タイプではなく、ブル・テリアと同様に活動的でタフな面を持っており、外で走り回ったり、探索をしたりすることを好みます。また、時には穴を掘ったりすることがあります。基本的には優しく、人々を喜ばせようと進んで道化を演じるようなところがあり、家族にとても忠実に従います。ただ、少々頑固で独立心が強い面も持ち合わせているので、トレーニングする時は毅然とした態度と愛情を持って行うことが大切です。
毛色
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飼い方・しつけ
ミニチュア・ブル・テリアには毎日運動をさせる必要がありますが、それほど長い時間を費やさなくても大丈夫です。適度な散歩や、安全な場所で遊ばせる程度で十分でしょう。屋外での飼育はあまりおすすめできませんが、自由に外に出られるような環境を作ってあげれば理想的です。どちらかというと都市部のアパートなどでこじんまりと飼うのに向いた犬種といえます。被毛の手入れはほとんど必要ありません。
適した運動
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気をつけたい病気・皮膚疾患
股関節形成不全、外耳炎、眼瞼内反症、眼瞼外反症
たまに見られる病気
特になし
しておきたい検査
股関節検査、眼科検査


