アメリカン・フォックスハウンド
American Foxhound
| 原産国: | アメリカ |
| 体の大きさ: | 大型犬 |
| 体高: | 56~64cm |
| 体重: | 10~11kg |
| 耳のかたち: | - |
| 尻尾のかたち: | - |
| 平均寿命: | 10~13歳 |
簡単な歴史・解説
アメリカ原産の最上犬種ともいえるアメリカン・フォックスハウンドの歴史は、1650年イギリスからキツネ狩り用の猟犬が上陸したという記録によって始まります。1700年頃のアメリカでは、乗馬しながら猟犬の後についてキツネ狩りをすることが、上流階級の人々の娯楽として流行していました。アメリカの初代大統領ジョージ・ワシントンもこの娯楽をこよなく愛し、気晴らしのためによくキツネ狩りをしていたようです。この犬種は、イギリス、フランス、またはアイルランドから輸入された犬種を掛け合わせることで洗練され、1850年からはアメリカでのフォックスハウンドの血統がすべて記録されることになりました。同じ頃、アメリカ南部、特にケンタッキー州やテネシー州の山々に住む人々の間でもスポーツとしての狩猟が広がっていきます。猟師たちは、自分でキツネを見つけ出し、追いかけてしとめることができる、足の速い犬を欲しがりました。また、こういった犬たちには、キツネ狩りだけでなく、シカ狩りもできる能力が求められました。イングリッシュ・フォックスハウンドよりも、体のラインが流線型となっているアメリカン・フォックスハウンドは、異なったいくつかの血統へと分かれていきます。そのなかでもっとも有名になったのが「ウォーカー・ハウンド」でした。この血統は「テネシー・リード」という名前の狩猟犬から誕生したとされています。犬の売買を生業とする商人が、シカ狩猟場から「テネシー・リード」と呼ばれていた1匹の狩猟犬を盗み出し、ジョージ・ワシントン・マフィンという人物に売り渡したのがきっかけといわれています。マフィン氏はこの犬を使って、より速く走るフォックスハウンドを繁殖させ、すばらしい走りを見せる優れた猟犬を何頭か誕生させることに成功します(その功績から後に彼は、「フォックスハウンドの父」と呼ばれるようになります)。この繁殖の流れは、ウォーカー兄弟によって詳細に記録されることになり、このような理由もあってこの犬たちは後にウォーカー・ハウンドと呼ばれるようになったのです。フォックスハウンドには、この他にも「トリッグ」「グッドマン」「ジュライ」「カルホーン」「ハドスペス」といった名前の犬たちの血を引いた血統が存在します。これらの犬たちは、繁殖する過程で、走るスピードを改良したり、ショー用として外観を洗練させたりと、どんどん専門性を際立たせていきました。特に走るスピードを改良された犬たちは、そこからさらにフィールド競技犬として、または集団狩猟犬として異なった専門性が追求されていきます。一般的に、走るスピードや忍耐力、ジャンプ能力、さらに、優れた嗅覚や、集団の一員として狩りをする能力を兼ね備えた集団狩猟犬が、フォックスハウンドの原型とみなされています。アメリカン・フォックスハウンドは、登録数こそそれほど多くはありませんが、早くからAKCに登録されていた犬種のひとつです。登録頭数の低さがフォックスハウンドの人気と一致しないのは、多くのフォックスハウンドが集団の一員として活用され、猟師たちがAKC登録にあまり興味を示さないことが原因のひとつといわれています。こういった犬たちは、すでにフォックスハウンド専門の血統台帳に登録されており、なかでもチェイス社が発行している「国際フォックスハンター血統台帳」への登録が群を抜いて目立っています。このようにアメリカン・フォックスハウンドは、アメリカで“知る人ぞ知る”人気犬種だといえるでしょう。
特徴
アメリカン・フォックスハウンドは、イングリッシュ・フォックスハウンドよりもやや骨格が細くて足が長く、後ろ足の骨と骨が結合している部分や腰のあたりが軽くアーチを描いたようになっています。これによって弾力性が増し、足場の悪い場所でもすばらしいスピードで走ることができ、狩猟能力を十分に発揮することができます。獲物の匂いをかぎつけると、独特な吠え声を出しながら追跡を始めます。常に寛大な態度で、訴えかけるような表情が特徴的です。硬めの被毛が、適度な長さで体全体を覆っています。
性格
エスキーは、活発で頭がよく、いつも飼い主を喜ばせたいと思っている犬種です。楽しいことが大好きで、非常に従順な伴侶犬となってくれます。スピッツ系の特質を継承し、独立心が旺盛で、少々頑固な面も持っていますが、どちらかというと、スピッツ系のなかでもおとなしく、行儀よく振舞う犬の血筋を引いているといわれています。また、寒さに強いので、寒い気候のなかでは喜んで走り回ります。子供や他の犬、ペットとも仲よく付き合え、基本的にどんな人にも社交的に振舞う犬種です。
毛色
-
飼い方・しつけ
エスキーはエネルギッシュな犬なので、毎日、十分に運動させる必要があります。庭などでゲームをさせるか、短めの散歩をさせてあげましょう。スタンダードのエスキーは、温暖な地域や涼しい天候の場所であれば、屋外で過ごさせることもできますが、ミニチュア・トイの場合は室内で一緒に暮らすほうがよいでしょう。二層の被毛で覆われているので、1週間に2回ほどのブラッシングとコーミングが必要です。むだ毛・抜け毛取りは頻繁に行ってあげてください。
適した運動
-
気をつけたい病気・皮膚疾患
血小板減少症
たまに見られる病気
特になし
しておきたい検査
血液検査


